無農薬無化学肥料38年の特別栽培茶をどうぞお召し上がりください。

お茶処 静岡清水の「村上園」
清水の市街地から山に向かい車で15分。
トンネルをくぐりひと山越えると、第二東名が頭上天高くそびえ、その奥に吉原村はある。山の合間の小さな村で、山の急な山の斜面にお茶の畑が広がる。そこで38年間無農薬無化学肥料でお茶を栽培してきた村上さん親子と縁があり、そのポリシーに共感したのでそのお茶を少しでも多くの方に知ってもらいたいと思う。村上さんは、土作りに力を注ぎ手間暇をかけ愛情を注ぎお茶の木を育てている。農薬や除草剤を使わないので雑草もすべて手で取る。その人件費だけでも相当なものになるそうで、商品価格はその割りに高くないのでありがたい。農薬代や化学肥料代がかからず、元気な茶樹は病気や害虫に強いので、その害もなく収量も多いのでやっていけるとのこと。「うちのお茶は、熱いお湯では色や味が出ないから人気ないんだよなあ。」確かに深蒸し茶のように色が濃くすぐに出て、味が濃い・苦いお茶が人気があるようだが、「昔のお茶、山間地の本当のお茶はこれなんだけどなあ。」と村上さんが言うのが正しいと思う。売って儲けるためには人気のある商品を大量に作る。その結果農薬付け、化学肥料付けの農作物がはびこることになってしまった事実を考えると、消費者である私たち一人ひとりがもっと賢くなり、本物を見る目を持たなければと思う。毎日安全な健康に良いお茶を安心して飲む。一昔前の普通は今の貴重になりつつある。ありがたくいただきましょう。村上園のお茶も実は、入れ方さえ間違わなければ今まで味わったことのないようなさっぱりとしていて甘みがあり苦味もある、そして琥珀色で濁りのない上品な評価の高いお茶なのだ。何が大事なのか、大切なものは何なのかもう一度考えて選んでいきましょう。